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実物に触れる前に、Sea-Dooの乗り方を覚える
当店のジェットスキーはSea-Doo GTXです。初心者にいちばんやさしいと言われる機種のひとつです。このページを読み終えれば、桟橋に着く前に必要なことはすべて頭に入っています。現地でスタッフがもう一度おさらいします。
以下はすべて、世界中のインストラクターが共通して教える内容です
唯一の鉄則
スロットルなくして、ステアリングなし
ジェットスキーは噴射水流で曲がります。舵はありません。スロットルを完全に離すと、ハンドルをいっぱいに切ってもそのまま直進します。初心者の典型的なミスがこれです。慌てて手を離し、曲がれない。何かを避けるときは、スロットルを緩めても完全には離さず、そのままステアリングを。
01始動の前に:安全キーコード(テザー)
- まずライフジャケットをしっかり着用(スタッフが全員に装着・確認します)。
- テザー(DESSキー)が安全の要です。一端をライフジャケットにクリップし、もう一端をハンドル下に差し込みます。落水するとコードが抜け、エンジンは即座に停止します。ジェットスキーが逃げていくことはありません。
- しっかり座ってから赤いスタートボタンを押します。エンジンはニュートラルでアイドリング。このSea-Dooが勝手に飛び出すことはありません。
02スロットル:右手、最初はそっと
- スロットルは右手下の小さなレバー。握れば進み、離せば水の抵抗でゆっくり減速します。
- 最初の10〜15分は低速で慣らしを。やさしく握り、やさしく離し、大きくターン練習。自信は自然についてきます。それから少しずつスピードを上げていきます。
- ハンドルを強く握りしめないこと。力むほど操作は乱れ、疲れも早くなります。しっかり、でもリラックスして。
03ブレーキとリバース:左レバー(iBR)
- 当店のGTXはiBR搭載。「本物のブレーキがある」ジェットスキーです。走行中に左レバーを握ると、惰性で進むより約30%早く止まります。
- アイドリング時は、同じ左レバーがリバースになります。出航と着岸で使います(左を握ったまま、右スロットルを軽く当てて後進速度を調整)。
- 両レバーを離せばニュートラル。その場に静かに浮かびます。
04ライディング姿勢:水上のバイクのように
- 足はフットレストにしっかり、膝はシートを軽く挟み、背中はまっすぐ楽に。膝と肘がサスペンションの代わりになります。
- 水面が荒れたら、背中を固めるのではなく膝を曲げて衝撃を吸収。
- 視線は常に遠くへ。ジェットスキーは目線の方向に進みます。自転車と同じです。
05ターン:体を傾け、スロットルは保つ
- まずコーナーの出口を見て、それからバイクのように軽く体を内側へ傾けながらステアリング。
- ターンの間じゅうスロットルを保つ(鉄則)。コーナー中の一定速度こそが安定です。
- もっと小さく曲がりたいときは、傾きを深くしてスロットルをひと足し。ハンドルを強く切るのではありません。
06引き波:正面から越える
- 川にはロングテールボートや艀が行き交い、引き波には必ず出会います。
- ルールは、減速してから約90度の直角で波に入ること。横から波を受けるのは絶対に避けてください。バランスを崩す原因です。
- 越える瞬間はシートから少し腰を浮かせ、膝で衝撃を受けてから座り直します。
07落水しても、本当に大丈夫
- 落水はこのスポーツの日常です。ライフジャケットが体を支え、テザーが抜けた瞬間にエンジンは停止しています。ジェットスキーはその場で浮かんで待っています。
- 必ず後ろ側へ泳いでください。乗り込みは後ろからのみです(側面から登ると本体が自分の上に転覆します)。リアハンドルを掴み、キックで体を引き上げ、膝からステップへ、そしてシートへ。
- 座り直したらテザーを差し込み、再始動、ライド続行。
08着岸:ゆっくりなほどいい
- 早めに減速し、操舵できる最低速度で桟橋へ。車のようなブレーキはありません。停止距離は思ったより長くなります。
- 桟橋が近づいたら、左レバー(ブレーキ/リバース)で残りの勢いを消します。桟橋には必ずスタッフが待っています。
- 速すぎると感じたら無理をせず、一周回ってやり直します。そのほうが簡単で安全です。
- お時間までにお戻りください。超過の最初の10分は無料、その後は開始15分ごとに延長返却料 ฿1,000(上限 ฿3,600)を申し受けます。もっと乗りたいときは、ライド画面での延長(฿850/15分)のほうがお得です。タップ2回で完了します。
09この川ならではのこと
- 川には常に流れがあります。ニュートラルで浮いていると、ゆっくり流されていきます。正常なことなので、岸や障害物から余裕を取ってください。
- 岸、桟橋、ポンツーン、他の船の近くでは必ず減速。
- 走行は指定エリア内のみです。ハンドルのGT Ride画面が境界に近づく前に自動で知らせ、SOSボタンは常時スタッフに直通です。
ハンドルの上に、副操縦士
全台にGT Ride画面を搭載。川のナビ、境界の自動警告、残り時間、SOSボタン。ルートを覚える必要はありません。走ることに集中してください。